いやー勝ちましたね!!!しかも劇的勝利!最高ですね!!試合観れてないんですけどね!社畜してましたけどね!!現地観戦やリアタイで興奮と感動が共有できた方々おめでとうございます。全力で羨ましいです。妬んでます。
でも嬉しい!!!おっけー!!!今から観ながら文章書いちゃう!もっとレビューで感情出しちゃいなよって言われたんで感情出しながら書いちゃいます。
前回のブログで挙げたこの試合のポイントはディフェンスでしたね。特に千葉のゾーン。そして相手の攻めの中心カークをいかに抑え込むか。あとダンカンをキープレイヤーにあげました。だからダンカンお願いちゃんと出場して。
とりあえず観てみましょう。
わー田中大貴いけめーん。ダンカン出てきたーホッとしたー。笑
【第1クォーター】
2分半経過後の千葉ジェッツのオフェンス。富樫がドライブでゴール下をくぐり抜けます。勝手に「ただいまドライブ」と名付けているのですが(何もせずに元の位置にもどるため)、これがかなり効果的。ほとんどの確率で富樫のマークマンがビッグマンにスイッチしてます。
これはどういう意味か、千葉のビッグマンに富樫のマークマンが付いているということ。さらに言えばビッグマンは富樫のスピードについていけません。つまり攻め放題。ただいまドライブ…恐ろしいです。この時もカークが富樫のスピードについていけずにエンドワン。富樫の連続得点でジェッツの勢いがよくなるとすかさず大野さん仕掛けましたね。2-3のゾーン。ディフェンスで攻めるジェッツ。2連続のターンオーバーからの速攻。戦術どハマりで大きくリードを広げて東京たまらずタイムアウト。勢いは止まらないです。残り1分を切ってダンカンのスリーと終始千葉ペース。しかし気になるのはインサイドで全く勝負できていないところ、一度ギャビンがカークにしかけましたが止められました。対してアルバルクはカークと馬場を中心にペネトレイトで粘ります。
勢いの割に7点差と少ない点差で折り返します。川崎戦でもそうでしたがインサイドが強いチームは着実に点数を重ねるので粘りが強いです。千葉はアウトサイドだけではダメです。アウトサイドを活かしたインサイドプレイが欲しいところです。(東京13-千葉20)
【第2クォーター】
序盤から田口のスリーが決まり、千葉のペースが続きます。さらにセカンドユニットはダンカン、ギャビンを中心としたインサイドプレイを続けます。ここは個人的にすごくよかったです。インサイドで決められるところを見せることでディフェンスが定まりません。安定感も違います。
また、2クォーター途中でちょっとした事件がありましたね。2本東京にターンオーバーを決められ、さらにパスカットから馬場が走ります。このままいけば馬場得意のダンクで勢いが完全にアルバルクに傾いてしまいます。西村は全てを計算してすかさずファウルで止めます。ここで審判がビデオを身始めます。
今季からルールがかわり、ボールに向かってファウルをしていない場合、全てアンスポ(相手にフリースロー+相手からのスローイン)を取られてしまいます。西村はうまく身体を寄せ自然なファウルには見えましたが、審判はボールに行っていないと判断してアンスポをコールしました。これは一気に東京に流れがいってもおかしくなかったですね。大野さんはここでも冴えていました。選手を段階的に大きく交代し、うまく空気を入れ替えます。しかしペネトレイト中心で攻めるという部分は変えません。インサイド陣もさることながら、石井も積極的にドライブで切り込み点数をかさねます。川崎戦の反省が見事に生かされていました。
このまま突き放せるのかと期待しましたが、リアルターザン馬場が牙をむきましたねー。あんな切り込み方ターザンしかできません。なんなんあの超人。全身バネなの?馬場の活躍で突き放すどころから一桁まで追いつかれてしまいました。(東京35-41千葉)
前半終了時のスタッツを見ましたがリバウンドがなんと東京の倍の22。どうした千葉ジェッツ!そんなリバウンドなんかとってらんねーぜ。ってチームだったじゃん!素晴らしい!!!!ターンオーバー12とかクソ多いけどもういいよ(よくない
眠い(午前1時)。あしたもしごとだっちゅーねん。あっ後半始まる。
【第3クォーター】
馬場にダンクは絶対させないマン!開始してすぐアキが馬場を吹き飛ばしましたね。めっちゃファウル。笑
後半東京のディナイディフェンスのギアが上がりましたね。千葉が攻めあぐねてるというか、パスしにくそう。そしてここでもありましたね、アンスポ騒動。田中大貴が千葉の速攻の場面でボールに行かないファウルをとられたのでアンスポになりました。しかしそれでも千葉に流れは傾きません。第3クォーターはまさにシーソーゲーム。田中がスリーを決めれば富樫も決める。カークがエンドワンを決めればギャビンもダンク。馬場がダブルクラッチを決めればアキが速攻からのレイアップ。まさに応酬ですね。目が離せません。これぞバスケ!!!点差もほとんど変わらず第4クォーターへ(東京57-62千葉)
【第4クォーター】
東京はディフェンスを大きく変えます。今までマンツーマンだけだったが始めてオールコートマンツーやゾーンとめまぐるしくディフェンスを変えます。千葉はこのディフェンスを崩すことができません。
富樫の個人技やパーカーのリバウンドでねばりますが、東京はうまくファウルをもらいながら点差を縮め、残り8分で逆転。さらに千葉はファウルを重ねた為早い段階でチームファウルが5つになりました。千葉は終始ディフェンスを崩せません。それでもリバウンドが取れてるのでセカンドチャンスで粘る場面が続きました。千葉のエース富樫が連続スリーを決めるなど孤軍奮闘するも、残り1分で千葉は4点ビハインド。天皇杯川崎戦とは逆の立場ですね。千葉のオフェンスでギャビンがファウルをもらい1本沈めます。ここは2本決めてほしかったところでした。
残り50秒3点差、ここで千葉はディフェンスのギアを上げます。激しいディフェンスで東京にじっくり攻めさせません。そしてエースキラーのアキがスティール。得意の全員速攻で残り30秒で1点差まで追いつきます。30秒というのが大きい。24秒使われても6秒残ります。
東京はもちろんタイムアウト。ここで出来るだけ長く時間を使いたい東京はスローインの位置をエンドコートに選択します。
今年からのルール改正で、タイムアウトの後、タイムアウト取得したチームはスローインの位置を選択できます。仮にフロントコートのスローインを選択した場合、ゴール位置は近くになりますが、シュートクロックが14秒に短縮されます。エンドコート選択の場合は24秒のままなのでアルバルクはこちらを選択しました。
アルバルクは狙い通り24秒を使い、最後に安藤がシュートを打ちますが、なんとパーカーがこれをブロック。安藤はあえてふわっとしたフローターシュートを打ったのでゴールまで届いていたら決まらなくても時間切れの可能性が高いです。
こぼれ球を千葉が拾い残り6秒。富樫が素早くボールをプッシュをしました。ここでなんと1番先頭を走っていたのはブロックをしたパーカーです。富樫はそれを見逃さず素早くアリウープパス。パーカーにきれいに届きますがなんとこのシュート外します。ギャビンがフォローに入りますがそれも外れます。カークとギャビン、パーカーの激しいリバウンド勝負。ここで勝ったのはこの試合誰よりもリバウンドを取り続けたパーカーでした。そして残り0.5秒、リバウンドを直接ねじ込み千葉ジェッツが奇跡の逆転勝利!
まさに全員でつかんだ勝利ですが、あえて勝因をあげるとしたら大野さんの采配ではないでしょうか。
ディフェンスのシステム。明らかにアルバルクは苦しみました。しかし、続ければ力のあるチームは対応します。そこで対応できないようにめまぐるしくシステムを変更、流れが傾きかけた時も見事な選手交代でチームに勢いを与えました。第1クォーターのアウトサイドがズバズバ決まった時もアウトサイドに頼り続けたいところでしたが、第2クォーターであえてインサイド中心の戦術に切り替えたところも第3,第4クォーターで勢いを殺さずにすんだ大きな判断だと思います。前半あれだけ決まったのに後半何も決まらなくなるとかありますからね。素晴らしかったです。そしてその難しい要求に応え続ける選手達も素晴らしかった。
あっやっぱり全員でつかんだ勝負だわ。笑
寝よーっと!明日は宿敵栃木!絶対勝つぞおやすみ!!!!